【建築日誌】コンクリート打設は・・・現場全体の共同作業!

松山市内で建築中のマンション・・・最上階からは松山城の天守も綺麗に見えます!

本日は、8階壁と階段、9階床の躯体のコンクリート打設です。

RCの建物は、墨出しをして、鉄筋を組み、型枠で型を決めて、

生コンを流し込み(打設)、コンクリートが硬化したら型枠を外し躯体を形成していきます。

寒天や心太、ケーキやクッキーと同じ様ですね・・・ちょっと硬いですけど(爆)

マンションの大きさや戸数にもよりますが、月に1回から2回程度コンクリート打設の日があります。

現場では、この数週間作業してきた新しい型枠に生コンを流し込む・・・

絶対失敗が許されない1発勝負!・・・イベントの様なものです。

朝から現場には緊張感が漂い、作業員一人ひとりが真剣な面持ちです・・・

生コンプラントで出来た生コンの品質を保ったままで・・・ミキサー車が現場まで運び・・・

歩行者のに迷惑のかからないようにガードマンは誘導し・・・ポンプ車に接続・・・

同時に、運ばれてきた生コンの品質の検査を速やかに検査・・・

ポンプ車の操作員は、最上階で打設作業しているスピードに歩調を合わせ・・・

ポンプ車の筒先では、型枠に隙間のないよう打設の担当者が気を配りながら・・・

土工さんが生コンを均し気泡が入らない様に型枠を叩き、

 

左官さんがレベルを決めて表面を仕上げていきます。

 

打設の下階では大工さんが重量が係った型枠がくるわない様に支保工を調節し、

設備業者は配管を通し確認していきます。

普段は各パートの作業をしている業者が・・・今日は一堂に会し、

さながらオーケストラのコンサートのように・・・

現場の全ての業者、作業員が共同作業・・・それがコンクリート打設なのです(KT)

2019.04.12  | カテゴリー:ハマサキ便り, 未分類