【建築日誌】お陰様で・・・上棟しました!

5月某日、松山市内で現在施工中の某マンションが無事に上棟しました!んっ?!上棟???

鉄筋コンクリート造りのマンションで・・・???

建設業以外の方にはピントこない?・・・と言う方もいらっしゃると思います。

一般に上棟と言うと・・・木造住宅ですと『 棟上げ(むねあげ) 』、

私の故郷では『 建前(たてまえ) 』が一般的です。

まだ故郷にいた頃、もちろん『 昭和の時代 』・・・もう半世紀前くらいになりますね!(苦笑)

早朝から大勢の大工さんが一堂に会し、一気に柱を立て、あっという間に床をつくり屋根をかけていく・・・

子供の頃、ワクワクしながら見ていました。棟木を吊り上げ取り付け、棟の上に幣(ぬき)を建てて弓矢を飾り、

当時、躍動感があると共に、儀式、神聖な感覚があったのを覚えています。

夕方には、その家の家族や親戚が屋根に登り・・・豪邸だと数十人?いや百人?が家を取り囲み・・・

地域の大勢でお祝い!・・・餅まきをしていたものです!(懐かしっ!)

 

我が家の三人の子供達・・・上の二人は親戚の家で餅まきをした事を今もしっかり覚えていますが・・・

平成生まれの末娘は経験がなく・・・何?それ!(笑)  神社の・・・節分の豆まき?餅まき???

確かに!昔のような盛大な餅まきはもう何年見てないなあ!(苦笑)

現在のビル建築、鉄筋コンクリート造(RC造)では、最上階のコンクリートの打上げ時・・・ひと区切り・・・

鉄骨造(S造)では、全ての鉄骨の組み上げが終了した時点を上棟と言います。

・・・残念ながら地域の人が集まってきて・・・『 餅まき 』はありません(涙)

2019.05.24  | カテゴリー:お知らせ, ハマサキ便り