奥までしっかりね。

今回は左官のお話。

コンクリートを打設した後、型枠を取り除いたら丸い痕が残ります。「Pコン」(正式にはプラスチックコーンと言うらしいです)と呼ばれています。この穴にモルタルを埋める作業を「Pコン埋め」と言って左官の仕事のひとつです。

ただしっかり奥まで詰めないと施工後に剥がれ落ちて、クレームの原因にもなりかねません。単調な仕事でも確実性が求められます。

新人研修の中ではこの「Pコン埋め」の作業の研修も行いましたので、今回はその様子をお伝えします。

 

専用のいくつもの穴が空いた木製の練習台に…まずはお手本を見せてもらいます。粗練りのモルタルを奥まで詰め込みます。グリグリグリ。

 

高い位置はやりやすいですが、低い位置の作業は…腰がイタイ。

最後に裏面を見て奥までしっかり詰まっているかどうか、みんなで判定。

「○○のは全然ダメだなぁ」結果を見てみんなでアレコレ言うのも楽しいですね(S)

2021.06.14  | カテゴリー:お知らせ, ハマサキ便り, 未分類