技能研修センター本格稼働!と 祝 黄綬褒章受章!

濱﨑組の技能研修センターが竣工して一週間が経ちました…入社三年目迄の社内検定の練習中です!

研修生(入社1年目)・実習生(入社2年目・3年目)・・・

墨だし・糸張り・下塗り・木鏝・櫛カキ・金鏝押え・・・各学年に課題を与えて練習しています。

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センターの竣工と時を同じくして、当社にとって嬉しい知らせが届きました。

我社の元取締役工事長・・・現在も後進の指導をしていただいている・・・ 

技術顧問の『松岡弘志氏』が黄綬褒章を受章する事が正式に決定!マスコミ公開、一般公開されました。

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受章の取材・・・テレビ各局、新聞各社、取引き先からのお祝いの電報、電話・・・

盆と正月が一緒に来たような忙しさ!(んっ?ちょっと古い昭和の表現か?・・・笑)

当社の創業者のところに弟子入りしてから、左官技能者一筋・・・半世紀以上・・・

一級技能士、ものづくりマイスター、愛媛マイスター、建設マスター、全技連マイスター・・・

と順調に階段を上り、平成24年には現代の名工(卓越技能者章)を受章・・・

そして今回、技能者の頂点・・・黄綬褒章を受章・・・

img_3315 来週には上京・・・厚生労働省で授与された後は、皇居へ天皇陛下に拝謁(はいえつ)します。

日本人に生まれ・・・天皇陛下に拝謁出来る人がいかほどいるかは知りませんが・・・おそらく私は無理です!(笑)

素晴らしいことです! 奥様とゆっくりと楽しんでもらいたいと思います。

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今、練習している若い社員達にも・・・

技能者として目標を持ち、ぜひ頂を目指してほしいと思います。

役職=社内の評価 <  資格・免許・表彰=世の中の評価  <  勲章・褒章=国の評価  

他の仕事、業界、スポーツでも同じだと思います。

販売には販売の・・・営業には営業の・・・事務には事務の資格があります。

お墨付きをとればいいのです。

よく・・・現場は違う!実務は違うのだ! 紙切れは必要ない、俺は巧い! 

と自画自賛?自慢?している人を見ます。

井の中の蛙か? 資格を取るために実技や学科を勉強しているうちに・・・

今まで見えなかった自分が見えてきます。

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解っている事・・・知らなかった事・・・勘違い・・・それまで間違っていた事などに気づきます。

OJTとOFF-JTを繰り返すうちに・・・出来るようになる・・・成長する・・・

現場だけでは偏りのある技能工になってしまいます。

偏食と同じ理論です・・・好きな事しかしない!出来ない!

必ずOFF-JTで・・・嫌い・・・苦手・・・現場で出来ない事を学びカバーする事が大切です!

彦摩呂風に言うと・・・『これが!教育育成のハイブリットや~!!!』

別にあまのじゃくになる必要はありません。簡単な事です!

技能技術、知識と経験に本当に自信があれば・・・とればいいのです! 

たとえ合格できなくても・・・中身はきっと成長しています!

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今や30年前の鉛筆・消しゴム・三角定規や計算機と同じ扱いになったのがパソコン

私が高校の頃は、まだフロッピーもなく紙テープでした(爆笑)

一般的な仕事や家庭でPCを使う事・・・

word、excel、メールやインターネットを使う事は、別に特殊な技能ではなくなりました。

どう活用するかが問題です。子供も高年齢者も、一部特殊なものを除けば・・・

普通の人が・・・普通に学び・・・普通に反復練習すれば出来るようになります。

たとえ、オジサンが二本の黄金の人差し指で押していても笑わないでください!(苦笑)

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ある雑誌によると・・・いつまで経ってもPCの簡単な操作が出来ない人は

プライドが高いく、解らない事を素直に人に聞けない人

他人に教えを乞う事が出来ない人 解らない事は恥だと感じる人 

自分の弱いところを押し隠そうとする人 ・・・だそうです。

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何回も聞けば・・・そのうち出来るさ!と思えば出来るのにね~

ゴメン!またやり方忘れた!教えて!と言えば出来るようになりますよ!(笑)

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・・・考えてみれば、勉強もスポーツもそうですね!  

20人近く中間検定の練習を見ていると、この事がよく解ります。 

人はそれぞれ能力も育った環境も違います・・・ですから、

ウサギ(早くから成長して目立つ子)も、カメ(ひとつづつしか理解できない子)います。

見ていなくても一生懸命する子、目立つ事しかしない子、ちょっと目を離すとサボる子、

目立たないが着実に努力する子、褒めないとダメな子、

叱るとすぐ鼻血を出す子(笑)・・・様々です。

書店に並ぶ本、又はどっかの偉い教授さんの本、能力開発計画どれも一律の教育プランです。

私にはオートメーションで造る 車や機械の作成手順に見えてしまうのです(苦笑)一応参考にはしますが・・・

私達は人を育てているのです・・・技能工を育成し、後世に左官の技能を継承しようとしています。

工業用ロボットを作っているのではないのです・・・と考えれば・・・もっと肝要に・・・

もっと頭が柔軟になるような・・・『わたしゃも少し、脳みそが欲しい~♪♪♪』と・・・

2016.11.09  | カテゴリー:ハマサキ便り