平成29年9月22日(金)から25日(月)の四日間、
愛媛県松山市大可賀のアイテム愛媛に於いて
『第47回全国左官技能競技大会』が開催され、無事に終了しました。
この大会は、昭和38年に東京都・日左連(日本左官組合連合会)会館に於いて
第1回大会が開催され以来、左官業界の健全なる発展と技能者の技能向上、
技能の地域格差の解消、並びに時代に即応した有能技能者の確保を目的に開催されています。
大会期間中は、『 えひめ ものづくり フェスティバル2017 』も隣の会場で開催、
・・・来場者も加わり盛大な大会となりました。
大会は全国から13名の優秀技能士が技を競い、全国最優秀者を決定。
国土交通大臣賞や厚生労働大臣賞などの表彰が行われます。
今回は、『土のソムリエ』として名高く、大河ドラマ真田丸の題字を土で制作された、
挾土秀平(はさどしゅうへい)氏が課題制作にあたりました。
プロの目にも難しい・・・課題との事・・・事務屋の私には解らない?世界?(苦笑)
3日間で19時間・・・精度と美観を追求するなら・・・もう少し時間を!・・・と思う。
全身全霊で戦う選手たち・・・競技終了を告げる放送と共に会場内に万雷の拍手・・・
パネルの前で放心状態になる者・・・座り込む者・・・
パネルの裏で涙にくれる者もあり・・・感激して泣いているのか?
苦しくて泣いているのか?悔し涙か?自分の未熟さ?不甲斐なさなのか?
私にはその本当の思いは解りませんが・・・心に沁みた!!!
選手たちにとって目一杯の3日間だった事は、見に行った人達に十分伝わったと思います。
挾土氏も忙しい中、会場に足を運ばれていました。
【 左:現代の名工(当社技術顧問)松岡弘志氏 ・ 右:土のソムリエ 挾土秀平氏 】
私達にも気さくに応じてくれて・・・
ハサドシュウヘイTwitterに貼ってくれていました!(嬉)その後、一路熊本へ・・・
平成29年9月19日(火)・・・
『 濱﨑グループ 』 ㈱濱﨑組・東亜ホーム㈱
高等学校新規学卒者・第53期技能研修生の合同採用試験を実施しました。
この求人難、超売り手市場の時代に・・・
採用予定者数を上回るたくさんの方に応募を頂きました。
出来る事なら『技能工を志す』全ての子供達を採用してあげたい・・・
そんな気持ちなのですが・・・無尽蔵にというわけにもいかず
選択せねばならない辛さがあります。
応募者の成績、就業意識、レベルも年々上がってきています・・・
当社についてもしっかり調べ、しっかりとした考えを持って受験してくれています。
遠方から当社に送り出していただいたご父兄様・・・
・・・なかには5時間かけて来た子も・・・
推薦をしていただいている高等学校、先生に感謝します。いや感謝しかありません。
そして今度は、その期待にしっかりと応えていく事が、私達の使命でもあります。
社員と家族の生活を守る事。処遇の改善をする事・・・
社員の職業生活を充実したものにする為に、多くの選択肢を準備できる会社に!
などなど・・・挑戦しなければならない事・・・まだまだ沢山あります。
濱﨑グループ100年を支えてくれる人材を・・・次世代の為に・・・
今はひたすらに木を植え、水をやる事・・・
平成29年9月22日(金)、23日(金)、24日(日)・・・
第47回 全国左官技能競技会が愛媛県松山市で開催されます。
場所はアイテム愛媛・・・大展示場です!
22日開会式・競技・・・・23日、24日競技・・・
25日は表彰式・打上会・・・これは一般の方は難しい???(苦笑)
国体、総体の様に全国で順番に開催している大会です・・・
次回、愛媛松山で開催され一般の方が気軽に見に行けますのは数十年後?
・・・もうないかもです!(苦笑)
貴重な機会ですので・・・ぜひぜひ・・・見に行ってください!
・・・そうそう、大切な告知をするのを忘れていましたね~~
入場は無料です!!!・・・パンフレットに書いてませんが・・・おそらく無料!
今回の制作課題・・・昨年の大河ドラマ『 真田丸 』の題字を制作しました
『 挟土秀平(はさどしゅうへい) 』さんが課題制作にあたりました・・・
愛媛松山でこのような大会は貴重です・・・
あわせて 23日(土)・24日(日)は、
『 えひめ ものづくり フェスティバル 』開催されます。
【 プロの職人に学ぶ技能体験 】
ステージゾーン・・・ものづくり体験ゾーン・・・制作実演ゾーン・・・
パネル・・・熟練技能士、作品展示ゾーンなどなど
様々な催しがされています。
・・・そうそう、大切な告知をするのを忘れていましたね~~(笑)
こちらも入場は無料です!!!
・・・パンフレットに書いていますので・・・絶対無料!(爆)
皆様・・・お時間をつくっていただいて足を運んでください!よろしくお願いします!
2017.09.19 |
お知らせ,
ハマサキ便り
平成29年8月26日(土)全日空ホテルに於いて
平成28年度 濱﨑組第53期(平成28年2月1日~平成29年1月31日)の
社員表彰式を開催しました。当社の表彰は、
管理者部門(工事長・工事係長・工事主任)
副長部門
一般部門
事務部門
の四部門で選定、前の期の成績を優秀・優良・努力の三段階で評価します。
当社の様な技能工(職人)が大多数の会社・・・専門工事業者で
毎年社員の表彰式が開催されるというのは『稀』、『聞いた事がない!』とよく言われます。
不景気な時期もありましたが、当社では昭和の時代から脈々と続いています。
今年は全部門で合計28名の方が表彰されました。
表彰者の顔ぶれをみているとそのほとんどが、当社に『研修生』として学卒で入社した方、
そして管理者を除くと、
その半数が私が入社以降に『研修生』として入社したメンバーになりました。
あっという間の25年、四半世紀・・・当時15歳で入社した子供が現在40歳!
結婚して、家庭を持ち、子供が出来て・・・逞しくなっています。
私も年を取るはずです(苦笑)
毎年毎年、年を重ね、年輪が出来て、会社の幹がしっかりすれば、
多少の事は乗り切っていけます。
一気に成長させよう!・・・背伸びして、自分(会社)を大きく見せよう!とするから・・・
どこかに無理が行くのです(笑)
今年も和やかな時間を過ごす事が出来ました。
また来年も同様に粛々と・・・続けていく・・・仲間と共に・・・
『294人』・・・
一般の方には余りピンとこない数字かもしれませんが・・・
昨年(H28年1/1~H28年12/31)の建設業の労働災害による死亡者数です。
毎年6月の安全週間準備月間、7月第1週の全国安全週間・・・
7月末で社内外・・・数々の安全行事、総会等々が終了しました。
その会の冒頭に主催者、ご来賓の方が
今年一様に挨拶の中に必ず盛り込まれていた数字・・・『294人』・・・
『昨年の統計・・・建設業で亡くなられた方が、始めて300人を割りました』
『最高の成績でした・・・喜ばしい事・・・』
2016年の建設業の推計就業者数450万人の内、亡くなった方が294人・・・
建設業の死亡者数過去最悪だったのは1961年、当時の就業者数は200万人・・・
亡くなった方が2,652人・・・半世紀以上かりましたが1/9となりました。
建設業は3K・・・と言われて久しいですが、
先人達、現在に生きる人達の努力でここ迄になりました。
努力は評価せねばなりません・・・毎年努力して減少している事!素晴らしい事です!
これからも続けてい行く事が大切です。
しかし、一方で労働災害総計に出てこない数字がある事も知っていてほしい思います。
それは、事業主・家族・一人親方の死亡災害…この方々は労働者ではないので統計外です。
4年間のデータは、13年は48人、14年64人、15年81人、16年75人
合計すると294人+75人=369人・・・一年は365日・・・2016年は・・・
今日も日本のどこかの建設現場で、1日1人が亡くなっている計算になります。
実は・・・私は数年前に30年来の飲み友達を労働災害で失いました・・・
愛媛県では珍しい同時に3人以上被災した重大災害でした。
朝、『行ってきます!』と出て行った家族が帰ってこない。
病院での再会・・・その悲しみは身に染みています。
お通夜には、一晩中家族と過ごしました。
皆様はこの数字をどのように受けとられますか?
日本全国お盆休みですが・・・ただの連休と考えず・・・
改めて『 294 』を考え・・・そのそれぞれの『 1 』の重みを思う・・・
今日もご安全に!
平成29年7月・・・
来春、平成30年春の学卒の求人票が公開となり・・・一か月が経過しようとしています。
男女機会均等の時代ではありますが・・・ほぼ高校男子が欲しい!という求人は、
今年も生徒1人に対して求人が10以上ある高校もあるようです・・・
正に、高校学卒の就職戦線、担い手確保は懸案・・・この7月、8月前半が山場です!!!
求人求職の情報交換会や職安の窓口、高校就職課を巡回していると
各企業の社長さんや担当者と出会い・・・立ち話・・・
ほぼ嘆きが・・・悲鳴になり・・・最近は悲壮感さえ漂っています(苦笑)
弊社に於いては7月上旬より・・・沢山の高校生・父兄・先生に来社いただきました。
・・・ありがたい事です・・・これも先人の力だと実感します・・・
中には、祖父母まで同行・・・時代ですね~・・・会社と技能研修センター施設見学や
現場見学、検定や左官の体験などなど・・・
さあ~9月中には、何校・・・何人の人が応募してくれるでしょうか???
ここが一番重要なのです!!!