松山工業高校での贈呈式について
先般、株式会社伊予銀行様に受託して頂きました「ふるさと応援私募債『学び舎』」による贈呈式が
11 月12日に愛媛県立松山工業高等学校で行われ、濱﨑社長から建築課の2年生の生徒さんに左官道具一式が贈呈されました。
松山工業高校様には弊社で左官の出前授業をして頂いたり、卒業生が左官職人として活躍してしていることもあり、これまでも左官の仕事にご理解を頂いております。
これを機に今後もより多くの生徒さんに、左官の魅力に触れて頂く機会が増えることを期待しています!(S)
松山工業建築科体験学習
11月5日、松山工業高校建築科の生徒40人を、
本社技能研修センター、兼松山共同高等職業訓練校和泉分校に招き、
『 左官工事の楽しさや魅力を伝える体験学習会と企業見学会 』
を開催しました。
体験学習は、新型コロナウイルス感染症防止のため、午前と午後の部20人ずつに分け、作業中のマスク着用を徹底し、体調確認と検温を実施して、出来るだけ蜜を避けるために三班編成に分け、換気をしながら慎重に実施しました。
最初に講師の松岡弘志技術顧問(黄綬褒章受章・現代の名工)や
同校OBで左官技能工(職人)の緒方静流さん、田中みづきさんが、
生徒らに左官工事の作業手順や鏝(こて)の使い方などのコツを教えスタート。
生徒らは見よう見まねで練習台への壁塗りや
石膏の型抜き、ピカピカ泥団子に挑戦しました。
体験後は、生徒の代表者から「貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
今後の進路選択に生かしたいと思います」と感謝の言葉を頂きました。
今や、松山工業高校建築科も1/4が女子!!! 昭和…私の頃とは大違いです(苦笑)
今回の体験学習会、企業見学会を通じ、
今後愛媛の建築を担う高校生に対して、
左官の面白さや魅力を発信出来た意義は大きいと考えています。
濱﨑組は、今後も地域や学校に貢献できる活動を続けていきます(KT)
グループホームなぎ新築工事地鎮祭
『修祓』11月2日(月)グループホームなぎ新築工事の地鎮祭を執り行いました。
当工事に関わる関係者の皆様がお集まりの中、
勝岡八幡神社の宮司様により、滞りなく神事は執り行われました。
神事・・・地鎮祭は、工事の安全をお祈りする祝詞奏上に始まり・・・
次に設計・監理者が執り行う『刈初めの儀』・・・
お施主様が執り行う『穿初めの儀』・・・神官が、鎮物埋納の儀を行なった後、
施工者が『鋤取りの儀』を執り行なっていきます。
そして、一人ひとりが玉串奉奠をし、工事の安全をご祈願いたしました。
結びに斎主様の乾杯の音頭により、工事に関わる全ての皆様と共に、
工事の安全とご健康とご多幸を祈念して神酒拝戴を執り行いました。
日程のない中、地鎮祭の準備、設営をしていただきました業者様、社員の皆様、
大変お疲れ様でした。おかげで、段取りよく地鎮祭を執り行うことが出来ました。
感謝いたします。誠にありがとうございました(KT)
DXは何の略?
最近よく耳にする「DX」皆さん何のことか知っていますか?
「デラックス」のこと…ではなく、最近使われるDXは「デジタルトランスフォーメーション」なんだとか。要はデジタル技術で仕事や生活を変革させるということです。
濱﨑組では先日、本社と支店にデジタルサイネージを導入しました。
これまで紙で出力していた地図情報や、ホワイトボードで表示していたスケジュール情報をなどデジタル化して、タッチディスプレイで表示させました。
デジタル化により
現場と管理部門の情報共有、人員配置、機材・資材の管理の向上、過去のデータの蓄積などなど…業務の効率アップにつながります。
DXへの第一歩ですね。(S)
漆喰材料作るのも一日がかり
たびたびご紹介していますが、道後温泉本館の修復工事、今回は材料のお話です。
10月20日、何にやら倉庫の方から磯(海)の香りが漂い、行ってみるとアツアツの寸胴の中にネバネバした黒い液体が。
炊き出しでもしているのかと思ったらどうやら違うみたい。
話を聞くとことによると、本館の壁に塗る材料の漆喰(しっくい)を作っているとのこと。
漆喰は知っているけど、どのように作るのかは…早速、調べてみました。詳しくは他の材料メーカーさん等のホームページに書いてあるので、今回は大まかに紹介。
漆喰は ①消石灰 ②すさ ③糊 が原料。
順番が逆ですが、まずは③の糊から。保水性を高めて塗るときに乾燥しにくいようにする材料です。
「銀杏草」草と言っても海藻のようで、冒頭の写真のように寸胴鍋で煮込んで糊状にします。昆布などのネバネバ成分と同じですね。
続いて②の「すさ」と呼ばれる繊維を亀裂防止のために入れます。今回は「南京すさ」という麻すさを使用します。
購入したものは固まっていて、そのままでは使えないとのことで、竹の棒や刷毛でほぐしていきます。まるで犬の毛のよう。これが丸一日時間がかかり、大変そうでした。
それをハンドミキサーで①の消石灰と混ぜ合わせます。配合に関しては気温や湿度で微妙に調整し、その加減が職人技!
そして袋に入れて保管。事前に練り混ぜて保管することで、「すさ」が馴染みちょうど良い具合になるとのこと。
漆喰は空気にに触れて固まり、その際に化学物質も吸着させ、その効果が100年くらい続くと言われています。
また殺菌交換も高く、日本の気候に合った材料です。古来から日本人に愛されてきた材料。
ただ難点はとても手間がかかるだけですね…(S)
社員教育はまだまだアツい!
10月に入り、9月までの暑さが嘘のように朝晩がずいぶん涼しくなりました。熱中症の心配は無くなったものの、引き続きコロナには社員一同、注意しながらの業務が続いています。
さて濱﨑組の左官部門では階層別教育がアツいです。今回はその様子についてお伝えします。
【入社から3年目までの社員向け】
若手社員は社内検定に向けての壁塗り研修です。なんと言ってもこれが基本なので
検定に合格するように、練習に取り組んでおります。お互いライバルで切磋琢磨してます。
【中堅社員向け】
現場では既にやっているという作業、でもどうしても自己流になりがちです。中堅社員向けの研修は改めて施工要領書を基に「ハマサキ品質」を作り上げる内容になっております。
【特殊仕上げ社員向け】
特殊仕上げに携わる社員には材料メーカーの方に来ていただき、新製品の施工方法について研修を行ないました。今回は高級感ある材料とのことで、塗り方も特殊な技術が必要とのことです。
現場の合間を見ての研修のため時間が取りにくいですが、これからも各々に合わせた、体系的な社員教育ができるように計画していきます。いまのレベルに甘んずることなく生涯学習が必要ですね!(S)
事前の”検討”が大切です
9月24日木曜日 濱﨑組 会議室にて
建築部の面々が会議をしていた内容は、10月からのM社事務所棟の着工を前にした品質検討会でした。
色々な現場を経験している監督さんが集まり、過去の工事で発生した不具合についての
シュミレーションや、女性従業員が多い会社ならではのプライベートスペースの構造の検討、
別途工事の業者との連携についてなどなど… 話し合われました。
一言で品質と言えども奥が深いもの。一人で考えるより、大人数の方がいろいろな角度から
気付きがあるもので、会議室の中で発言が飛び交いとても充実したものでした。
来年の2月末までが工期です。本物追求のモノづくりの濱﨑組の工事にご期待ください!!(S)
【建築日誌】もうすぐ竣工・・・
今春に着工しました某社の本社事務所、倉庫の新築と改修工事。
8月末の竣工目指してラストスパートです!
今年は、梅雨明けしてから本当に暑い!暑い!
毎日30度から35度の中、協力業者の皆様には頑張ってもらっています!
新築部分の竣工迄あと10日弱です・・・
今現場も無災害完工でありますように・・・
新築後は、改修工事が来春まで続きます(KT)
【建築日誌】小さな現場からコツコツと・・・
施工をしていました諸口工事2物件・・・
7月末とお盆明けにそれぞれ無事引渡しです。
〇某造成工事
小さな工事ではありますが、
信頼関係を続けていくのに工事の大小は関係ありません。
〇某施設職員室増築工事