伊勢・志摩サミットの・・・さなかに・・・

日本中が伊勢志摩サミットと

オバマさんの広島訪問 の話題で湧いているさなかに・・・

 

新入社員の左官基礎(45日間)9名・左官導入教育(11日間)9名!!

中堅社員の左官中級(12日間)2名!!! と・・・講師1名!!!

5月26日、27日・・・派遣引率に行ってきました!

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本年度の新入社員、富士教育訓練センターへ2回目の派遣です!

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一回目の派遣で建築の基礎を学び、

二回目の派遣は左官の基礎を学ぶ!

DSCN1980 弊社の学卒求人は、学部、学科に関係なく採用しています。

もちろん建築科、土木科、工業科から入社している者もいますが、

この10年間では入社した2割から3割程度です。

どの学科から入社しても公平にゼロからスタート出来るように!

当社の雇入れ時教育4カ月間は技能工への道の滑走路なのです!

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なぜか?そもそも高校の建設系の学科の勉強は、建設土木の監督の教育となっています。

建築士、施工管理技士の卵はは育てていますが、

技能工(職人)の卵を育てる教育カリキュラムは無いに等しいのです。

CADを使い図面を書き、パースを描き、模型を作る・・・

建設業従事者の1割程のゼネコン(元請)の職員の教育を行なっており、

ものづくりに一番携わる技能工(専門工事業)の育成教育は、

職種によっては、古くからの徒弟制度に依存しており、

現在の若者とは馴染まないと皆が考えているにも関わらず、

その具体策は実践されていないのです。

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と言うと、職業訓練校が・・・技術学校が・・・ものづくり大学が・・・

と反論もありますが、昭和の時代にそのほとんどが廃校になり、

生き残っている学校も、生徒数、内容をみるとトホホ・・・

がっかりします。 正に建設業の技能工は絶滅危惧種です!

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残念ながら、これがものづくり大国・・・ 日本の建設系技能工教育の実態なのです。

この数年、建設業も担い手育成!団塊の世代の大量退職! 建設業の未来のために!?

と思い出したように、やっと気づいたように・・・

突然・・・焦って・・・始める企業や団体が多くあります。

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私は、技能工をつくるのはインスタント食品の様にはいかないと思いますよ!

・・・〇〇が私を呼んでいます・・・ この話の続きは後日という事で・・・(笑)

 

2016.05.30 | ハマサキ便り

左官3級技能検定練習開始!!!

当社の雇入れ時の基礎教育も一段落しまして、

次は、左官3級技能士検定の事前研修が始まりました。

 

学科30問  実技1時間  毎年7月中旬から8月初旬に行われます。

学科は、建築概論・左官施工法・安全衛生の各分野から出題されます。

前にも書いた事がありますが、  当社の新入社員は、建築、土木科を出ていなくても、

一般常識と面接重視!・・・人間力・性格・意欲・やる気重視です!

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それだけに、入社後の教育は重要なのです!  

全く基礎知識がない子供達に、 建築一般常識から左官の基礎知識、

安全衛生まで集中的に教えていきます。  

今年の9名はチームワークも良く、明るく元気です。  

一緒によく自主勉強します。    

おかげで、一週間もすると過去問題8年間分 240問・・・  満点が3名・・・

出来なかった子でも235問以上正解でした!  

そして5月後半は、実技・・・  

現代の名工、全国技能士連合会のマイスター 松岡弘志氏の熱血指導で・・・  

二週間前は、鏝返しすら出来なかった子供達が、

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   壁一枚下塗りが出来るようになります。    また、その二週間後には、

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 3級技能検定の実技の課題・・・段差のある床です。

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そろそろ合格レベル?・・・もうひと頑張りです・・・

さて来週半ばから、新入社員は講習場所を静岡の富士教育訓練センターに移し、

また約2か月間の左官基礎、左官導入教育を受講に行きます。  

しばらく松山の地を離れて修行の日々です・・・     

愛情をもって厳しく!ですね!(笑)  

<技能検定>  実技の優勝者は 愛媛県知事賞・・・準優勝は愛媛県能力開発会長賞          三位は技能士会長賞・・・四位は各団体賞となります。  

今年の愛媛県受検予定者は、17名・・・  

 

全員合格目指して!  各賞目指して!  頑張れ!新入社員!  

2016.05.21 | ハマサキ便り

建設業の3Kは???

建設業を表す言葉として『 3K 』が使われます。

3K「危険・キツイ・汚い」 私が子供の頃には無かったと思います。

昭和の終わり?バブルの頃?に生まれた言葉かな!?

無責任なマスコミか、何処かの当事者意識のない評論家が作った言葉と思いますが、

それに加えて、6K1Y「給料安い・休日少ない・かっこ悪い」そして「屋根がない」

あと卓球は「暗い」?スピードスケートは「水すまし」?(これは蛇足でした・・・苦笑)

櫛作り

何れにしましても業界を理解していない外部の人達だと思います。

この頃から建設業は世間一般から3Kと思われ、また、揶揄される様になりました。

まことに腹立たしい・・・!!!

本当にそうなのかな?と、、、

チリボウキ

  私は本当の本質は、、、本当の本質は?ちょっと言葉がおかしいか?

『 貢献(こうけん)・感動(かんどう)・協力(きょうりょく) 』  

 これが、建設業の3K!   だと思うのです!

私達建設業はインフラ整備で社会に『 貢 献 』

台風、地震、津波などの自然災害時には、 真っ先に!

我が家、我が家族を残し災害現場に重機で駆けつけて頑張るお父さん!

建設物の完成した時には、

建物の緻密さ、橋の美しさ、道路の便利さで人を『 感 動 』させ!

建設業の様々な職種が『 協 力 』して、

後世に引き継がれ、形に残り、地図にのる仕事をする! これが建設業と思うのです。

墨壺・下げ振り

 しかし、業界は反省もしなければならない事もあります。

『危険』=全産業の死亡災害4割が建設業!・・・安全に!無災害を継続せねば!

『キツイ』=もっと人間に優しい、作業効率を上げれる技術革新をせねば!

『汚い』=整理・整頓・清潔・清掃・・・もっと綺麗にせねば!

『給料安い』=企業価値、技能の価値を上げて、生産効率を上げて給料を上げねば!

『休日少ない』=これは会社の努力か?(苦笑)

『かっこ悪い』=若い人が着たい作業服の選定、身なり、立ち居振る舞いから向上せねば!

『屋根がない』=んっ???これは・・・難しいか?(笑)

完成写真

真剣に!本気で!やる気に!ならねば・・・

こんなものと諦めていては向上、発展はありませんから・・・

業界の中の小さな評価で満足していてはいけません。

出来る事から、少しづつ、着実に、、、千里の道も・・・からです。

他の業種、職種、会社、世間一般の人から見ても、

したい仕事・・・入りたい会社・・・子供に誇れる業界・・・

先ずは自分から・・・

会社から・・・

新入社員教育から・・・

 

2016.05.07 | ハマサキ便り