人事を尽くして天命を待つ! 安全運転への・・・禱り!

今年最後の営業車両の入れ替えです・・・

当社は本社を松山市に置き・・・支店は高松市に・・・四国四県を主要な営業エリアとしています。

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その大切な社員の命を載せて直走るのが30台あまりあります営業車両です。!

日常の通勤でも数十キロ・・・高松支店の応援施工となると1日350キロ近く走る事があります。

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ですから基本・・・5、6年経過した車両は交換します!

毎日のように高速道路を走る車両・・・大切な社員・・・古い車両には乗せられません!

『ひとつひとつが大切な命』ですから・・・

毎年数台の車両の入れ替えはありますが、

当社の営業車両の納車日は、必ず大安か友引・・・はっきり言って『こだわっています!』

そして、納車したら即!お酒と塩を準備して・・・禱り!

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この車も・・・無事故で5年間過ごせますように!

 

他県他社から応援してくれる職人さんもいます。最盛期には200名近くが毎日稼働します。

小規模な専門工事業者であれば1年の1回程度の事故や10年か20年に一度の事故が、

当社の規模があれば、毎月、毎年あってもおかしくない程のリスクがありますから・・・

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しかし、絶対に無事故・・・無災害にしなければなりません・・・

以前にも一度書きましたが、

私には、前の会社で思い出したくない思い出があります・・・社員の交通死亡事故・・・繰り返したくはありません!

あとは、運転者の教育、同乗者の協力・・・

ドライブレコーダーやGPSのハード面の整備大切ですが・・・

あくまで最後は・・・運転者の心がけ・・・究極は社員教育です!

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口うるさい嫌われ役は必要です・・・しかし、あくまで愛情をもって・・・怒るではなく、叱る!

説得でなく・・・納得してもらい・・・

やらされる安全運転でなく・・・自ら自発的な安全運転へ・・・まだまだ道半ばですが・・・

『営業車を運転すると言う事は、会社の看板を背負って走る事!!!』

 という自覚をひとり一人が持つ事・・・大切です!

今日も無事でなによりです・・・そして明日もご安全に!

2016.11.18 | ハマサキ便り

技術顧問 松岡弘志氏 黄綬褒章受章

我社の元取締役工事長 現在は技術顧問として技能者の育成に尽力いただいております

松岡弘志氏が 黄綬褒章を受章しました。

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平成28年11月14日

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厚生労働省において褒章の伝達

 

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皇居宮殿『豊明殿』において天皇陛下に拝謁いたしました。

 

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子規記念館の掻き落とし・・・伊予かすり会館のなまこ壁

歴史博物館の色漆喰・・・万翠荘の手摺子・・・・・・大洲城天守の漆喰

松山中央公園の全施設・・・坊ちゃんスタジアム・武道館漆喰、聚楽・・・県立美術館・・・

その左官工事の施工実績は他の追従を許さないものです。

 

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今後も第二、第三の松岡弘志がこの濱﨑組から輩出できるように

 

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今以上に、技能工の人材の育成、技能伝承を図っていきたいと思います。

 

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黄綬褒章

おうじゅほうしょう。「業務に精励し衆民の模範たるべき者」に授与される。

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1887年(明治20年)、黄綬褒章臨時制定ノ件(明治20年勅令第16号)により、「私財ヲ献納シ防海ノ事業ヲ賛成スルモノニ授与スル」(沿岸防衛事業への私財提供者)と定められた。このときの受章第1号は、中井新右衛門。その後数年間は授章されたものの、長らく途絶えた。この勅令は、1947年(昭和22年)の内閣官制の廃止等に関する政令(昭和22年政令第4号)により一旦廃止された。

1955年(昭和30年)の栄典制度改正により、授与する理由をあらためて再度制定。同年、多年にわたり水稲農作技術の向上に努力した北海道の天崎正太郎が新たな受章第1号である。

2003年(平成15年)の栄典制度改正では、「第一線で業務に精励している者で、他の模範となるような技術や事績を有する者を対象とし、受章者数の増加を図る」こととされた。

 

 

2016.11.16 | お知らせ, ハマサキ便り

ふるさと応援私募債『学び舎』を発行

今回、濱﨑組は、ふるさと応援私募債『学び舎』を発行・・・伊予銀行様に受託していただきました。

その手数料の一部を利用して社会貢献・・・・地域の学校に図書や備品、スポーツ用品等を・・・

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今回は社長の母校である愛媛県立松山南高校へ、伊予銀行様と連名で図書の贈呈する事としました。

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平成28年11月14日  贈呈式を開催

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今後も濱﨑組は、当社にお力添えを頂いている高等学校や地域の皆様に貢献できるように・・・

次世代を担う地域の子供たちの成長を応援していきます!  

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※この私募債は、一定の財務基準を満たした優良企業が、その信用力を背景に発行するもので、伊予銀行が発行する企業から受け取る手数料の一部を利用し、発行企業が指定する地域の学校に図書や備品、スポーツ用品等を連名で贈呈する商品です。 

2016.11.15 | ハマサキ便り

技能研修センター本格稼働!と 祝 黄綬褒章受章!

濱﨑組の技能研修センターが竣工して一週間が経ちました…入社三年目迄の社内検定の練習中です!

研修生(入社1年目)・実習生(入社2年目・3年目)・・・

墨だし・糸張り・下塗り・木鏝・櫛カキ・金鏝押え・・・各学年に課題を与えて練習しています。

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センターの竣工と時を同じくして、当社にとって嬉しい知らせが届きました。

我社の元取締役工事長・・・現在も後進の指導をしていただいている・・・ 

技術顧問の『松岡弘志氏』が黄綬褒章を受章する事が正式に決定!マスコミ公開、一般公開されました。

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受章の取材・・・テレビ各局、新聞各社、取引き先からのお祝いの電報、電話・・・

盆と正月が一緒に来たような忙しさ!(んっ?ちょっと古い昭和の表現か?・・・笑)

当社の創業者のところに弟子入りしてから、左官技能者一筋・・・半世紀以上・・・

一級技能士、ものづくりマイスター、愛媛マイスター、建設マスター、全技連マイスター・・・

と順調に階段を上り、平成24年には現代の名工(卓越技能者章)を受章・・・

そして今回、技能者の頂点・・・黄綬褒章を受章・・・

img_3315 来週には上京・・・厚生労働省で授与された後は、皇居へ天皇陛下に拝謁(はいえつ)します。

日本人に生まれ・・・天皇陛下に拝謁出来る人がいかほどいるかは知りませんが・・・おそらく私は無理です!(笑)

素晴らしいことです! 奥様とゆっくりと楽しんでもらいたいと思います。

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今、練習している若い社員達にも・・・

技能者として目標を持ち、ぜひ頂を目指してほしいと思います。

役職=社内の評価 <  資格・免許・表彰=世の中の評価  <  勲章・褒章=国の評価  

他の仕事、業界、スポーツでも同じだと思います。

販売には販売の・・・営業には営業の・・・事務には事務の資格があります。

お墨付きをとればいいのです。

よく・・・現場は違う!実務は違うのだ! 紙切れは必要ない、俺は巧い! 

と自画自賛?自慢?している人を見ます。

井の中の蛙か? 資格を取るために実技や学科を勉強しているうちに・・・

今まで見えなかった自分が見えてきます。

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解っている事・・・知らなかった事・・・勘違い・・・それまで間違っていた事などに気づきます。

OJTとOFF-JTを繰り返すうちに・・・出来るようになる・・・成長する・・・

現場だけでは偏りのある技能工になってしまいます。

偏食と同じ理論です・・・好きな事しかしない!出来ない!

必ずOFF-JTで・・・嫌い・・・苦手・・・現場で出来ない事を学びカバーする事が大切です!

彦摩呂風に言うと・・・『これが!教育育成のハイブリットや~!!!』

別にあまのじゃくになる必要はありません。簡単な事です!

技能技術、知識と経験に本当に自信があれば・・・とればいいのです! 

たとえ合格できなくても・・・中身はきっと成長しています!

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今や30年前の鉛筆・消しゴム・三角定規や計算機と同じ扱いになったのがパソコン

私が高校の頃は、まだフロッピーもなく紙テープでした(爆笑)

一般的な仕事や家庭でPCを使う事・・・

word、excel、メールやインターネットを使う事は、別に特殊な技能ではなくなりました。

どう活用するかが問題です。子供も高年齢者も、一部特殊なものを除けば・・・

普通の人が・・・普通に学び・・・普通に反復練習すれば出来るようになります。

たとえ、オジサンが二本の黄金の人差し指で押していても笑わないでください!(苦笑)

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ある雑誌によると・・・いつまで経ってもPCの簡単な操作が出来ない人は

プライドが高いく、解らない事を素直に人に聞けない人

他人に教えを乞う事が出来ない人 解らない事は恥だと感じる人 

自分の弱いところを押し隠そうとする人 ・・・だそうです。

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何回も聞けば・・・そのうち出来るさ!と思えば出来るのにね~

ゴメン!またやり方忘れた!教えて!と言えば出来るようになりますよ!(笑)

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・・・考えてみれば、勉強もスポーツもそうですね!  

20人近く中間検定の練習を見ていると、この事がよく解ります。 

人はそれぞれ能力も育った環境も違います・・・ですから、

ウサギ(早くから成長して目立つ子)も、カメ(ひとつづつしか理解できない子)います。

見ていなくても一生懸命する子、目立つ事しかしない子、ちょっと目を離すとサボる子、

目立たないが着実に努力する子、褒めないとダメな子、

叱るとすぐ鼻血を出す子(笑)・・・様々です。

書店に並ぶ本、又はどっかの偉い教授さんの本、能力開発計画どれも一律の教育プランです。

私にはオートメーションで造る 車や機械の作成手順に見えてしまうのです(苦笑)一応参考にはしますが・・・

私達は人を育てているのです・・・技能工を育成し、後世に左官の技能を継承しようとしています。

工業用ロボットを作っているのではないのです・・・と考えれば・・・もっと肝要に・・・

もっと頭が柔軟になるような・・・『わたしゃも少し、脳みそが欲しい~♪♪♪』と・・・

2016.11.09 | ハマサキ便り

新技能研修センター竣工!!!

平成28年11月1日火曜日(大安)

待望の新技能研修センターが竣工!!!開所式を開催しました。

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3年前に始まった 株式会社濱﨑組 創立50周年記念事業・・・

本社社屋の建築・倉庫の建築・高松支店社屋改修、倉庫の改修・テナント事業・・・

そして、今回新研修センターの竣工で完結となりました。

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創立から五十年(半世紀)を支えてきた先人と建物に感謝して!

次の五十年(半世紀)、㈱濱﨑組 百周年に向けて、素晴らしい建物の整備が出来ました。

濱﨑組のこれからを支えてもらわなければならない人材育成の拠点も出来ました。

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あとは我社の将来を担う者たち中身(ソフト)を育てていく事・・・

作り上げる事が、今を生きる我々の役割となります。  

仏に魂を入れなければ・・・ただの木ですから・・・(苦笑)

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㈱濱﨑組として技能研修センターは今回で数えて四代目!となります。

代を重ねる毎に内容を吟味して充実させていきました。

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三代目と四代目の大きな違いがあります・・・

松山共同高等職業訓練校の和泉分校としての機能・・・

左官タイル科の架台を常設して、実技の授業が行えること・・・

左官とそれ以外の基礎教育・複数の技能検定の事前講習が行われる事・・・

人材育成・技能伝承・担い手育成・・・マスコミ、どの業界も喫緊の大問題となっています。

一企業でこれだけの整備をする事は大変な負担となりますが・・・

会社の将来を考えると必須の事業です。

専門工事業では人財(技能工)は経営資源そのものであり、それなしに事業継続は望めませんから

最重要課題です!!!

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みかん農家が、木を植え、水や肥料をやり・・・何年かのちにやっと実がなります。

採算が取れるのは15年先・・・

不景気だからと少しでも水をやるのをやめると、もう木は生きていけません・・・枯れてしまいます。

dsc_1160同じように・・・建設業も常に人を入れ、育て・・・やっと一人前の技能者(職人)となるのです。

現在、建設業だけでなく企業はアウトソーシングの名の元、

請けた仕事を再下請や外注をする事例がたくさんあります。企業間競争(戦争)に勝つために・・・

傭兵を雇い戦争している様なものです。

それを続けるがあまり会社内の人財が枯渇し、空洞化(商社化)している一次会社が多々あります。

コスト管理の名の元に経費を貰えない二次会社、三次会社は人材育成をする余力がありませんから、

現有勢力が定年や退職をする毎に力を失い・・・業務縮小・・・最悪は・・・廃業

・・・これが人材不足、技能継承者不足の主因です!

お客様から頂いた仕事を自社施工する・・・当たり前の事が・・・

不景気な時期が長引き、大変困難な事になっています。

人を育てる・・・正に『継続は力』なのです。

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2016.11.02 | お知らせ, ハマサキ便り