卒業検定を実施
平成29年3月25日(土)卒業検定を実施しました。
研修生(入社一年)の卒業検定と実習生2年生(入社三年)の卒業検定・・・
当社は、入社一年目を研修生、二年目を実習生1年、三年目を実習生2年と呼びます。
職人の世界(他社)では、見習いとか弟子とか呼ぶ事が多いですね・・・
その学年毎に・・・年度末社内検定を実施します。
この一年間・・・個々の技能の習熟度を把握する大切な検定です。
日頃、本支店に分かれ現場が違い、
お互いどの程度の技能を身に着けたか解りにくいですが・・・
同じ学年の中で、自分はどの位置にあるか・・・確認作業できる貴重な機会です。
本人たちはプレッシャーがかかります・・・
道具の管理、清掃状況、服装の点検から始まり、
墨だし・・・
糸張り・・・
塗り付け・・・仕上げ・・・
検定委員も手際よく評価していきます・・・水平・・・垂直・・・寸法・・・
鏝押えの仕上がり・・・
学科は、左官施工法・材料・安全衛生環境・計算・・・
二十年くらい前は、壁だけを仕上げるのが精一杯でしたが・・・
年々技能教育に力を入れて、一年で壁・柱・梁・・・
三年目には面台まで仕上がる様になります。
広さ約5㎡・・・20歳前後の子が半日ががりで一生懸命仕上げていきます。
たかだか5㎡という方もいます。
この下地に壁紙を貼ったり、吹付をしたり、タイルを貼ったり、
ペンキを塗ったり・・・日の目を見るのは一瞬かもしれません・・・
しかし、一心不乱に頑張ります・・・技能工を育てるのには近道はありません。
地道にコツコツと・・・先輩から後輩へ・・・
2017.03.26 | カテゴリー:
ハマサキ便り