令和2年5月7日(木) 新入社員が現場に配属され1週間が経過しました。
今年は、新型コロナの影響で富士教育訓練センターへの派遣が中止になり、
ゴールデンウイークを間に挟むことになりましたので、実働は4日ですが・・・
※写真は、現場のイメージ画像です。
建設業での労働災害統計では、約半数が新規入場から暦計算で1週間以内に発生しています。
そして、1年以内が4分の1が被災するというのが毎年の統計の傾向です。非常に大切な時期です・・・
ですから、受け入れた現場の責任者は、いつも以上に現場での配置に気を配っています。
いきなり外部足場作業や脚立、立ち馬作業は、災害事例も多く危険な個所がありますから、
優秀な職長ほど、新入社員とベテランの職人さんをペアにして、
自分も出来る限り目の届く範囲で仕事をしています。
新入社員も、技能研修センターでは学べない実際の左官仕事と安全作業を日々学んでいきます。
センターの練習架台では、障害物は何もありませんが、現場では支保工などが方々にあり、
鏝をどのような角度で持っていけば、狭い場所を上手く塗る事が出来るのか・・・
早く塗る事が出来るのか・・・安全に塗る事が出来るのか・・・
ベテランの職人さんに教えてもらいながらの作業です。これぞ理想のOJT!!!
私の他、事務、管理職も『 見守り隊 』として・・・
特にこの時期は、出来るだけ時間をつくり現場を回るようにしています。
事務所に座って出退勤時だけの会話では人間関係は築けませんから・・・
(学生時代の職員室と同じです。本音の会話は成立しません)